絵画の鑑賞は楽しいものですが、
自分で描くと更に倍増します
外国語を理解できると洋画を字幕なしで観ることができます。
翻訳された活字を通して映像を観ているのと違い、俳優の一挙手一投足を自分のイメージで読み取ることができるので、同じ映画を観ていても感動するものが違ってきます。
翻訳者によって、日本語に訳す、訳し方も違うので、これは致し方ありません。
外国語を理解できない人は、第三者の力を借りて楽しむことしかできないのです。
絵画においても、似たようなことがいえるのです。
絵を自分で描いた人、または描いている人は、一枚の絵画の観かたが違ってきます。
自分の言葉で観ることができるので、絵との対話が直接のものとなります。
絵画を知識だけで知っている人は、言葉を探して絵を観ているのです。
パンフレットに記載された学芸員や美術評論家の言葉を通して、一枚の絵と対峙しています。
言葉が先にあり、その言葉の確認のために絵を観て、感動するべきポイントを探しています。
どうしても、鑑賞の楽しみ方が狭くなり、一方通行になってしまいます。
映画と同じで、それでも鑑賞者が満足できれば特に問題はありません。
しかし、より一枚の絵を通して多くの内面的な喜びを得ようと思えば自分で絵筆を持ってみることです。
絵画を極めて個人コレクターになる!
絵画の印象を人々に尋ねると、「敷居が高い」とか「値段が高い」など、「高い」というイメージを持つ人が多くいます。
しかし、実はそのような「高い」という印象は、絵画全体の中の極一部の現象であり、そうではないものがほとんどと言っても間違いではないのです。
特に、若手の画家や現代アーティストの作品は、かなり手頃な価格で手に入ります。
彼らの作品はギャラリーやオルタナティヴ・スペースなどで開催されている個展やグループ展で見ることができます。
敷居が高いと躊躇する人も大丈夫で、若手を取り扱うギャラリーにはすべての人にWelcome!という雰囲気があります。
もしも、お気に入りの作家を見つけて作品を購入したいと思ったら、作家本人か所属ギャラリーにコンタクトを取ってみることが一番早い方法です。
個人コレクターになると、その作家が将来有名になった時の喜びは変え難いものがあり、また、所蔵している作品に高値がつくこともしばしばあります。
純粋に応援したいという気持ちにせよ、投機目的にせよ、大切なことは一度美術作品を買ってみるということです。
絵画を部屋に飾ると空間の雰囲気がガラリと変わり、生活にハリが出ることは間違いないです。
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最終更新日:2024/6/6